先日、信頼してたスタイリストさんが突然いなくなって、新しいヘアサロンに行った日ことを書きました。
https://xjibun.hatenablog.com/entry/2025/06/03/224708xjibun.hatenablog.com
素敵なインテリアの店内に、見覚えのあるオシャレなカゴ。あれ?これ、うちのクローゼットの中にもあるやつ!でも、うちのはただの『とりあえずこの中に』入れとこう要員……。
ニトリ ラタンバスケット レギュラー よこ型ハーフサイズ用 ふた ナチュラル NITORI 8421035
なぜ同じカゴが、お店だとインテリア、うちだと生活感のかたまりになるのか。。
こんな出来事があり、30代後半、仕事・子育て・家事に追われながら、つい後回しになる「片付け」にいよいよ本気で取りかからねばならないと思い立ちました。今回は、そんな私のリアルなクローゼット事情を晒しつつ、ちょっと立ち止まって考えた「片付けってなんだっけ?」という話です。
「きれいに畳んである」のに…?
まずこちらをご覧ください。



- 箱に溢れる衣類
- コストコバッグにぎっしりの服
- 椅子に積まれたきれいな服たち
「たたんである」んです。たたんであるのに、片付いてない。不思議じゃありませんか?
どうしてこうなるのか、自分でもわかんないんですが、カメラで撮ってみると「うわ汚な…!」とショックを受けたので自問自答してみました。
👩「…なんでいつもこうなるんだ……。」
原因はただひとつ。「しまう場所がない」んです。
クローゼットには、入るはずの服たちが…入っていない?

こちらが私のクローゼット。
いちおう色を揃えて並べてはいるけれど、実はここに収まっていない服の方が多い。入らないんじゃなくて、「入れる気力が湧かない」「定位置が決まってない」から戻せない。
正直、このクローゼットの中身も、着てるのはごく一部。
👩「着るつもりで買ったけど、なんか違った」
👩「去年よく着てたけど今年はなんか出番がない」
👩「これは3年着てないけどいつか着るやつ」
そんな服たちが、幅を取っている……。
「着る服がない」のに「服が多すぎる」矛盾
👩「しまう場所ホントにない?」

しまう場所ほんとにないんだろうか…?既にクローゼットにはハンガーバーにかけるだけで収納力が上がるお片付け道具が搭載されている!のにもかかわらず、このクローゼットの稼働力の低さよ…。ハンガーバー仕事しろ!泣
整理されてないクローゼットと、たたんでもしまわれることなく無造作に積まれていく服たちを横目に、毎日の出勤服はだいたいその時に着回す服が同じなので洗濯→着る→洗濯→着るの繰り返し。「もうこれでいっか」で回る日々。
なのに、「やっぱりあの服似合わないかも」「もっと着回せる服があったら…」とファッションへの悩みは尽きません。何が欲しいのか具体的には思い浮かばないけど、何か欲しい。ただ漠然と「服が欲しい」と楽天ファッションを巡回してたりする。んで、服が欲しいと思ってたはずなのに靴買ってたりする。なんで??笑
なんか考えるほどに混乱してきました。
👩「えっ、片付けって、どうやるんだっけ?片付けって収納術とかラベル貼りとか、そういう話じゃなかったの?」
はいわたくし、完全に片付けイップスです。
イップス (yips) は、主にスポーツの動作に支障をきたし、突如自分の思い通りのプレー(動き)ができなくなる症状のこと。ウィキペディア
「着たい服」って、どんな服?
(写真映りは最悪だけど)写真の中の服たちは、どれも「可愛い!」と思って買ったものなんですよね。
なのに今の私は、「いいと思って買った自分」と「今の自分」が、ちょっとずれてきているのかもしれない…と感じています。
例えば、
- 子育て中、「汚れてもいい服」として買ったトップス
- 「楽な服」を選び続けた結果、同じような服がクローゼットを占領
- 買ったときはテンションが上がったけど、日常で着るには派手なワンピース
- トイレで困りそうなサロペット・オールインワン
どの服も、買ったときは「自分を素敵に見せてくれる」と思ってたんですが、でも、実際には気分が合わなくて着ないことが多い。
👩「そもそも着たい服って、どんな服なんだっけ?」
問題は「体型変化」より「軸のなさ」
30代後半、体型や肌の調子が変わってきたのももちろんあるんですけれど、それより大きいと感じるのは『自分の軸のなさ』。
軸がグラグラなのに、服だけ増やしてる。基礎がない土台に家は建たないのと一緒で「よく見せたい」願望だけで服を選んで、クローゼットの中身は追いついてない。クローゼットに自意識がパンパン。
目指す最終形態は「服の制服化」
ずっと前から、クローゼットの散らかりはどうにかしたい…と思っていましたが、でも、一体どうしたらいいのか分からないまま見て見ぬふりして数年…。そんなときに手に取ったのが、『一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法』(あきやあさみ著)
一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法 (幻冬舎単行本)
まずは、「自分の軸を持ちたい」と思って電子書籍で読み始めました。この本に書かれていたのは、単なるファッションテクニックじゃなく「服を通して、どんな自分でいたいかを選び直すこと」だと思いました。
正直、最初は書いてあることがすぐには腹落ちしませんでした。難しい言葉が使われているわけじゃないけど、自分のこととして理解するには時間がかかる。だって自分の軸がないから。でも1回、2回と読むうちに少しずつ見えてきたんです。
- 本当に着たい服は?
- 着ると気分が上がる服は?
- 無意識に手に取ってる服はどれ?
一着ずつ、自分に問いかけながら見直すきっかけになりました。
👩「これは、今の私を助けてくれる服か?」
とにかく地味な作業の繰り返しですけど。向き合っていかないと、あの散らかり放題だったクローゼットにも変化は生まれないだろうと、自分を棚卸ししつつ、自問自答を繰り返しています。ホントにこれで変わるのか半信半疑ですが、一着のワンピースで100日過ごしたという筆者を信じて突き進むのみです。
クローゼット片付け…本気出す?
もう何度目の「本気」か分かりませんが(笑)今回は本気でクローゼットの贅肉を削ぎ落としたい。
憧れの「制服化」を実現して、「いつでもきちんとしてる人」って思われたい!「仕事できそうオーラ」のあるワーママに見られたい!そんな願望が、むくむく育ってます。
これから、私のクローゼットがどう変わっていくのか、ドキュメントで経過を少しずつ報告していこうと思います。制服化、軸のある服選び、スッキリした暮らしを目指して記事にするので、是非これからもお付き合いください!
最後に、私の散らかりまくったクローゼット等の写真を載せてお目汚し失礼しました。ここまでお読みいただきありがとうございました。