
先日、珍しくパパが子どもたちを連れてお出かけしてくれた日。
わたしの予定は…「ない」。
というわけで、かねてから気になっていた子ども部屋のおもちゃリセット【全部出し】を決行しました!
朝9時から12時までの3時間に渡るおもちゃVSママの格闘で、約6畳の子ども部屋は見違えるほどに片付き、ママは無事、腰をやられました。はじめての全部出し完走!でも疲労困憊です。
片付いたビフォーアフターは後ほどご紹介しますので、最後までお読みいただけますと嬉しいです。
きっかけはお片付けエッセイが刺さりまくったから
最近読んだ、片付けコミックエッセイ『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました(なぎまゆ)』
「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました (コミックエッセイ)
が、刺さりまくって、もうやるしないでしょ!とお片付けスイッチが入りました。
『友人・Aさんの場合』の終盤に起こったアレで、「片付けが終わるまでその場から動かない」というコラム部分を読んで、
「その場から動かないんだな。よしわかった。子どものおもちゃ、まずは全部出すから始めてみよう」と。スイッチが入りました。
全部出しの破壊力
全部出し、やってみたら、衝撃だった。量すごい。
👩「この部屋に、これだけのおもちゃがあったの!?」集めても集めても終わらない。さらに別の部屋からもおもちゃが出てくる出てくる…。
最後は雪崩になる有り様。上に上にと積んでいたらバランスを崩してざーっと崩れてしまい、でもまあ片付けるからいいですよと強気。

9時、作業スタート
約6畳の空間に家中のおもちゃが終結したので、朝9時片付けスタートです。絵本から、大きいぬいぐるみ、小さなレゴブロックまで、おもちゃの大集合。
一番イライラしたのは、シルバニアファミリーの家具の引き出しがひとつない!とかジグソーパズルのピースが至るところからぽろぽろ湧いてでてくること。同じおもちゃ同士でかたまってない!管理がずさんすぎる!
全部出しの頂上から切り崩し、子どもたちのいない一人で静かな部屋で、集中して作業を進めます。おもちゃが散乱していて座って作業をする場所がないので、中腰で作業を進めていると、途中で首肩腰が痛くなるレベルの労働でした。でも、まあ肉体的にはこんなもんかなという予想通りの感じですが、首肩腰よりもツラいのが頭!
意外にも非常に頭を使う!要る?要らない?の判断の連続に、脳の疲労感がすごくて、途中で投げ出したくなりました。糖分が必要。
👩「…進んでるのかな、これ。」
お片付けに慣れていないからか、あっちからこっちへ、こっちからあっちへと、ただ単に物を移動させている何も片付いてない無意味な時間も多々ありました。
気づいた2時間経ってて、仕分けと、残す残さないの選択と、元通りにまとめる作業ばかりで、片付けてるようで片付いてないな…と現状を把握。この間、糖分を求めてキッチンへ逃げ出すなどもしました。
コーヒー飲んで一休みしてるときに、なぎまゆさんの「片付けが終わるまでその場から動かない」という言葉を思い出しました。朦朧としている脳みそに糖分は正義。
いかんいかん、おもちゃの山の前に戻らねば…と正気を取り戻し、これが、なぎまゆさんがエッセイの中で言っていた「片付けが終わるまでその場から動かない」という言葉の真意か!と自分の今まさに逃げ出している状況とリンクして理解できました。
👩「ほら、さっさと片付けに戻るんだ!」
腰ボロボロの自分を奮い立たせ、もう一度おもちゃ全部出しの現場に戻りました。
事前にエッセイを読んでイメトレしててもこんな感じなので、たぶんエイヤー!の勢いだけで全部出しをはじめてたら、これ子どもたち帰ってくるまでに終わらないかも…という焦りと恐怖で、激しく後悔しただろうと思います。でも大丈夫!私の場合は、先に片付けエッセイを読んでやばいケースを履修済みです。終わるのかな?という焦りに打ち勝つこと、この試練は、お片付けビギナーが絶対に越えなければならない壁と理解していたので、最後まで諦めずに、楽しんで?片付けができました。
正直なところ、何事にも中途半端な私がホントにやりきれるのか不安ではあったけど、大丈夫!動かず手を動かすのみ!と自分を鼓舞できました。お片付けビギナー頑張りました!
👩「明けない夜はない!片付かない部屋はない!」

そして、昼12時。ひ、ひ、広い~!部屋が広い~!
終わりました!床が、床が見えます!感謝!なにかわからないけど圧倒的、感謝!3時間の格闘の末のゴール。もう脳に糖分は残っていません。
どうですか?結構見た目にスッキリしたと思うのですが。自己満足?すごい達成感。
おもちゃ半分、こっそり隔離
壊れたもの、あきらかに数年単位で使ってないもの、紙くず系は捨てましたが、それ以外のおもちゃはこれを機に分類して収納。
というのも、片付けながら思ったのは「つまり、おもちゃの10割を出しっぱなしにしてるから混ざるし、片付かないんだ!」という、まあ当たり前なんですけどお片付けの基本を学び得ました。
👩「使う分だけ出しましょう。」
結局、選別して、半分くらいのおもちゃは部屋の壁沿いに置かれているオムツの段ボール箱に押し込んで、次に使うときまで待機してもらうことに。ママの独断でこっそりとおもちゃの半分を隔離しました。

同じ部屋に堂々と置いていますが今のところバレていません。隠した張本人である私からみると、めちゃくちゃ怪しい段ボール。だけど、子どもたちは、まさかこの中におもちゃ入ってるなんて思ってもみない様子。
そして子どもたちの反応は…
● 小1女児:部屋がきれいになっていて大喜び!
● 2歳男児:お気に入りの「ミニカーBOX」さえあればOK!
大量のおもちゃを撤去したのに、消えたおもちゃに気づかれないってすごくないですか?笑
それくらい、よく遊ぶおもちゃと遊んでなかったおもちゃが混ざっていたんですよね。子どもにとって「今のお気に入り」さえあれば、十分なんだと再認識しました。
各収納の様子を紹介
収納というほど大層なものではありませんが、一応ご紹介します。片付け後の姿です。ビフォーアフター。
ここには絵本やよく遊んでいるおもちゃを配置。絵本をカラーボックスに大雑把に押し込んで、あとは100均のカゴに分類ごとにまとめただけです。ホントにざっと収納。よく遊ぶおもちゃたちなのでスペースに余白を残すことを意識しました。

続いて、ブロック、紙のお絵描き関連、大きいまとまりのおもちゃを積んでいます。名付けて、使うときにママに言ってね!のエリア。
👩「上に積んだら収納力2倍!」
狭いスペースでも上に積めるという禁じ手を発見。ジェンガの要領で積んでいます。ここのおもちゃは、あまり人気の高いおもちゃではないので子どもたちはよっぽどのことがない限り無視。
やたらと出てきたぬいぐるみは、NITORIで買った布バッグ(確かもともとの商品名は洗濯物入れるバッグだったような…)頑丈なのでぬいぐるみを集結させました。入りきらず溢れかえっています。これでも入りきらず小1娘に「ぬいぐるみ、さよならできる子いる?」とリストラをお願いしてみたら「さよならできない」と一刀両断。そりゃおもちゃが増え続けるわけだ。

以上、ルームツアーでした!
こんなにざっとした片付けにも丸3時間もかかったんですから衝撃です。
「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました (コミックエッセイ)
「ちゃんとしなきゃ!」をやめて散らからなくなった作者の片付け漫画まとめ
【まとめ】腰ヤバイ
ちなみに翌日、腰がヤバかったです。部屋は片付いたけど、その代償に腰バキバキになりました。
はじめての全部出し、効果すごいけど力仕事すぎる…。
キープしてます!
ちなみに全部出しの大規模片付けから、一週間以上経っていますが、今のところ片付いた状態がキープされています。これだけ頑張ったんだから、キープ継続日数ぐんぐんのばしたい!
すぐに元通りになって散らかってしまうかも…と心配でしたが、小1娘が気を利かせてキレイな状態をキープしようと頑張ってくれている姿が有難いです。
やはり、場にでているおもちゃの全体量が半減しているので、いろいろひっくり返さなくても探し物が見つかるし、遊んだあとの片付けも楽だし、好循環となりました。あと、片付けをした嬉しい効果がもうひとつ!
👩「嬉しい効果が…まだある!」
絵本を意欲的に読む!
今まで絵本を読みたくても、そもそも絵本にたどり着けなかったので一苦労だったのですが、部屋が片付いたことにより、気軽に絵本にアクセルできるようになり、自分から絵本を取り出して読むようになりました。これは嬉しい。
動画やテレビに流れず、意欲的に絵本を読んでくれる姿が、何よりも全部出しやって良かったと感じる瞬間です。
家族のために、これからも、お片付けと片付いた状態のキープを頑張ります!
👩「次はママのクローゼットかな…?白目」
ここまでお読みいただきありがとうございました。