愉快なワーママ日記

仕事も育児も手探りだけど今日もなんとか回してます!ワーママの毎日。

転職して半年で妊娠が発覚したときの話

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これは、今となっては笑い話なんですが、当時は本気で焦った話。

『転職して半年で妊娠発覚』という修羅場。

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今の会社に中途入社したのは二十代後半で、結婚していてはしていたけど、子どもはいない状態での入社でした。

当時は「まずは仕事に慣れてから、子どもはそのあとで」と考えていたものの、気持ちって不思議で、仕事に慣れる前に「やっぱり子ども欲しいな」という気持ちが強くなってしまって。

それで妊活を始めたら、なんと予想外にもすぐに授かることができて…。でもね、そのタイミングが「入社して半年」だったんです!

👩「嬉しいけど…このタイミングか…」

仕事的には、最悪のタイミングでした。今でもその瞬間の焦りを思い出すと胃がキュッとします。

とにかくヤバいヤバいと動機がする焦った気持ちと「転職直後 妊娠」で検索かけまくった記憶だけが強烈に残ってます。

「ヤバい…クビになるかも」と本気で思った

👩「ヤバい…クビになるかも…」

入社して半年なんて、まだまだ「これから育てていこう」って段階です。教育コストかけてもらってる身なのに、何も身についていない状態で産休を取るなんて本当に申し訳なさすぎて。苦しい…逃げたい…と憂鬱に。でも、もうどうしようもなくて。母子手帳をもらったあとに意を決して上司に報告しました。

👩「どうやって言おう…」伝え方はとても悩みました。

安定期前に報告

安定期に入るまで隠そうか…ともチラついたんですが、結局いつまでも隠し通せるわけではないから、いつかは白状しなければならない!と腹をくくりました。

私の場合、自分の性格が隠し事をしたまま平然としていられないタイプなのと、同じ業務をするメンバーが少数で自分が急に休むとなれば体制変更が必須だと思ったからです。

「とにかく体を冷やさないように」その言葉が嬉しかった

そのときの上司Nさん、今はすっかり偉くなって全然会えないんですけど…本当に、救いのような存在でした。

Nさんには4人お子さんがいて、育児にもすごく積極的と有名です。

私が恐る恐る「お時間を作っていただけませんか…?」と声をかけると、すぐに場所を手配して話を聞いてくれて、

👩「…妊娠しました。」とポツンというと、

🧑‍💼「おめでとう!とにかく体を冷やさないようにね」と、私のことを真っ先に気遣ってくれたんです。

🧑‍💼「よかったー!辞めちゃうのかと思った!」とも言ってました。

👩「続けていいんですか?!」

🧑‍💼「辞めることないよ!勤続年数が一年以上あれば産休も育休も取れる!予定日はいつ?」

👩「○月です」

🧑‍💼「ママさんになっても頑張ろう!」

それが、どれだけ心強かったか。「おめでたいことだよ」と言ってくれたあの言葉は、今でも心に残っています。

周りからの反感は、まぁ…ありました

上司から受け入れられたと言っても、でも、現実はそう甘くないです。

「入社して半年で妊娠→すぐに産休→そのまま時短勤務」という流れは、周囲の反感も買いました。当たり前です。心証悪すぎ。

今でも嫌われている空気、まぁまぁあります。

でも、もうそこは「しょうがないよね」と割り切ってます。

👩「嫌われものは慣れっこさ」

嫌な態度を取られたら、距離を取る。心の距離を上手に保って波風を立てないように、私なりの生存戦略は、とにかく超特急で職場復帰。体にムチ打ちながら働きました!サバイブ!

無責任だったかもしれない、だから復帰後は誰よりも働きました。今でも思うんです。「あのときは無責任だったな」と。

でもだからこそ、復帰後は誰よりも頑張りました。味方がいない中で、八方美人になって、いろんな人に頭を下げて、マニュアルを整えて、必死にしがみつきました。

どれだけ嫌われていても、もう本当に、関係者の皆さまに感謝しかないです。

映画「きっとうまくいく」に救われた

産休まで走り抜けて、最終出勤日の日、上司のNさんがすすめてくれた映画があります。それが、『きっと、うまくいく』。

当時は、子育てに少し不安を持っていましたが、Nさんが「面白かったから、息抜きに観てごらん」とすすめてくれて、この映画を見て少し前向きになれたんですよね。Huluで観れるので、久しぶりにまた観てみようかなと思っています。

あれから7年、時代も変わった…?

あれから7年経ちました。マタハラという言葉も浸透して、「妊娠したらクビになる」なんて心配することは、きっと今は少ない…はず?

でも、当時の私は本気で「ヤバイ、クビだ!」そう思ってました。「妊娠しただけで全部キャリアが終わるんじゃないか」と。せっかく希望職種に転職したのに…。と。

これから妊娠を考えている人、転職を考えている人、同じように不安を抱える誰かの参考になったら嬉しいなと思って、この記事を書いてみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。