愉快なワーママ日記

仕事も育児も手探りだけど今日もなんとか回してます!ワーママの毎日。

【体験談】時短正社員の年収・待遇まとめ|社会保険・給料・ボーナス・仕事内容まで解説

 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています


f:id:xjibun:20250703080513j:image

はじめに

「時短正社員って、実際どれくらいの給料がもらえるの?」「社会保険やボーナスはどうなるの?」

子育てや家庭の事情で時短勤務を検討している人なら、一度は気になるテーマだと思います。

私は現在、1日6時間の時短正社員として働いています。この記事では、私自身の実体験をもとに、時短正社員の待遇(社会保険・給料・ボーナス・業務内容)について詳しく解説します。

時短正社員とは?フルタイムとの違い

時短正社員とは、正社員として雇用されながら、所定の労働時間を短縮して働ける制度です。

  • 雇用形態は正社員のまま
  • 社会保険や退職金制度の対象
  • 勤務時間が短いため、給料やボーナスは減額される

「パート」や「アルバイト」と違って、あくまで正社員枠である点が大きな特徴です。

社会保険や退職金制度は、フルタイム正社員と同じ!

安心できるのがここです。

私の会社では、勤務時間が短くても以下はフルタイムと正社員と同じ扱いになっています。

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • 退職金制度

長期的な保障面では大きな差がなく、将来の年金額にも影響が少ないのはメリットだと感じています。

給料のリアル(私の実例)

やはり一番気になるのが「給料」。

私の会社では、フルタイムと比べて単純に勤務時間分がカットされる仕組みです。

f:id:xjibun:20250707200118j:image

私の会社では、以下のような扱いです:

基本給24万円の給与体系。ここに役職手当や残業手当がのる仕組みですが、

  • 時短正社員で6時間勤務扱い
  • 私には役職なし(平社員です)
  • 残業は禁止(時短勤務中のため)

つまり、24万円 × 6時間 ÷ 8時間 = 月18万円(つまり、新入社員より6万少ない

これが毎月の手取りです。(+通勤費の定期代あり)ずっと平社員なので、フルタイムで働いていたときと比べて、時間単価は変わらず、単純に時間分がカットされているという構造ですね。

👩「新入社員よりも安いのが悲しい」

年収で言うと、時短をとらない平社員はボーナス含んで400万円くらいだとすると、時短社員はボーナス含んで250万円くらいです。その差150万円。

👩「年収も大きい差がでますね…。」

ただし、今の私にとっては、お金よりも、子どもとの時間や自分の余白時間を優先したいという気持ちが大きくしっくりきていますので、金額的には問題は感じていません。

ボーナスは容赦なくカット

ボーナスも給料と同様に勤務時間分カットされます。

私の場合、満額から6/8に減額。さらに評価によってはそこからさらに下がります。

頑張って成果を出しても、時短勤務というだけで評価は厳しめ、フルタイムの人よりボーナスが少ないケースが多いのが標準です。

👩「同じチームで休みが多い人の方が、私よりボーナスが高いなんてことも…」これは時短社員あるあるだと思います。

業務内容はフルタイムと変わらない!

「じゃあ、給料カット後の18万円分の仕事量でいいの?」と言いたくなりますが。でも現実はそんなに甘くありません。

  • 業務目標あり(年2回の目標設定・評価制度)
  • メンバーさんへの教育担当
  • 業務フローの改善・構築
  • 突発的な問い合わせ対応、クレーム対応含む

要するに、仕事は社員の業務そのままです。フルタイムの正社員と変わらない内容・量で、就業時間だけ6時間という状態です。正直、やってることは1.25倍、いや1.5倍速。それでようやく間に合うかどうか。必死です。

f:id:xjibun:20250707200546j:image

職場によると思いますが、私の場合、業務についてはフルタイムとまったく同じというのが結論です。

前向きに言い換えれば、

  • 残業がなく6時間勤務で良いという配慮がある
  • 「責任ある仕事」を任せてもらえる

という、ありがた~い制度なのですが、心がポジティブじゃないときは忙しさに目が回り、ホントにこの働き方でいいのか~?!と悩むときもあります。

 

 

ボーナスは容赦なくカット、しかも評価次第でさらに下がる

給料がカットされて、業務負担はそんなに変わらないんだ、というところまで判明しました。じゃあ、ボーナスはどうなんだい?と言う点ですが、賞与も給料と同様に、満額から6/8にカットされます。

さらにボーナスは月額の給料とは違って、評価によって変動があります。

頑張ったら成果がでて評価が上がる→ボーナスが増える、逆もまたしかり。増える人がいれば減る人もいます。

時短社員は、「がんばって成果を出したから評価されるはず!」という希望も、実際は通じにくいのが現実です。

👩「私は満額から4割減でボーナスが支給されたことがあります」

やってることは皆と同じなのに、働く時間が短いのでガッツリ評価かを下げられるというのはホントに悲しいです。もうなんていうか典型的な…「誰より頑張ったのに誰より報われない世界」。

同じチームに、フルタイム勤務、残業ほぼしない、自己都合で休みがちな人がいるんですが、その人の方が時短の私より結果的にボーナスが高い、なんてことも起こります。私用で休みが多くて欠勤率高くても有給で補填できれば、まわりにかけている迷惑度が同じでも、時短の方がマイナス評価なんですね。

評価ガツンと下げは時短あるあるではないでしょうか。厳しいですね。

昇格ルート?完全に遅れます

f:id:xjibun:20250707200113j:image

うちの会社では、昇格には筆記試験の合格が必須。

その試験は年1回のみ。そして、人事評価が一定基準を下回ると受験資格すらありません。

去年私は育休明け。復帰してすぐ評価されることは難しく、今年の試験は足切り。試験を受けてない私は必然的に来年の昇格も見送り~。復帰しても評価リセットされるから、給料も昇格も止まるというのが現場感覚です。

時短の働き方は「どっちも少しずつ良いとこ取り」

時短の働き方のポイントは、子どもとの時間を優先しながら、社会の中で「働いている実感」も得られる点。「家庭」と「仕事」どちらかをゼロにしなくていいのが、時短正社員の一番のメリットだと私は思っています。

もちろん、手取りは少なくなりますし、評価面でももどかしいことはありますが、受け入れるしかないかな。と思っています。

会社員ではなく、フリーランスの働き方を選べば主に金銭面で解決することもあるでしょうが、組織で働く方が向いている私にとっては、「今はこの形で働けることに感謝…」と日々感じています。

次はこのあたり、もっと詳しく語りたい

残業の有無、評価制度の影響、昇進ルート、家計とのバランス…。一言で「時短勤務」といっても、人によって全然違いますが、今回書ききれなかった部分は、別の記事で詳しく掘り下げていく予定です。「この辺もっと知りたい!」というテーマがあれば、ぜひコメントお寄せください。

まとめてみた感想

f:id:xjibun:20250707201113j:image

今回言葉でまとめてみて、あらためて痛感したのが「時短正社員」=「フルタイムのスモール版」ではないということです。実際に働いてみると、カットされるものもあれば、変わらないもの、むしろ増えるものもあります。業務とか…責任とか…。

まあ、でも一生、時短勤務の働き方というわけではないので、子育て中はこのまま時短で頑張ります。育児と仕事の両立は本当に悩みも少なくないんですけど、これからも「やってみて分かったリアル」な体験談を残していけたらいいなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。