
一夜にしてPV数が跳ね上がる、いわゆる「バズる」体験をしました。
私のブログは、日々のアクセス数5〜10PVくらいの、言ってしまえばその辺の石ころブログですが、
そんな零細ブログが、ある日突然ひょんなことでバズり、アクセスが跳ね上がるという事態が舞い込んできました。私としては大変喜ばしいことです。
この記事では、
- PV 爆発の裏で何が起きていたのか
- どんな記事が紹介されたのか
- どんな反響があったのか
- 収益に影響はあったのか
をまとめています。
結論・何が起きたのか
結論から申しますと「バズりました」と言っても、バズるための努力もなく、たまたま幸運が舞い込んできだけなので、完全な「棚からぼたもち」状態でした。
何が起こったかといいますと、何の前触れもなく、はてなブログ公式のトップページにあるおすすめ記事に載ったんです。

数ある記事の中のひとつとして紹介されただけでしたが、それをきっかけにPVが一気に伸び、「なにごと!」という感じでアクセス解析を二度見しました。
時系列は、アクセス跳ね上がり→理由を調べる→はてなブログ公式のおすすめブログに紹介されていることを発見!という流れです。

もちろん、はてなブログ公式に選ばれるのは完全に運です。実力ではなく、ただの偶然でした。
それでもこの経験を通して、次の3つのことを学びました。
- はてなブログ公式の影響力の大きさ
- ブログ初心者がはてなブログを使う有用性
- バズる記事に共通する記事のエッセンス
はてなブログ公式の影響力の大きさ
バズる前のPV数
いつもは1日で5〜10PVくらい。
少し多くても20PVいけば「今日はよく読まれたな」と自画自賛する、そんなささやかなPVを噛み締める程度でした。
はてな公式に紹介された後
その日は、アクセス数が150PVに跳ね上がっていて「え?バグ?」普段ではあり得ないPV数に、所見ではてなブログの不具合を疑いました。
ですが、不具合情報でてない。他の可能性は?と調べてみると、はてな公式のおすすめブログに掲載されていたのです。
ちなみに、紹介されたのは、「小1娘と『自分の好きをことばにできるノート』をやってみた感想」という記事でした。

スターと読者の急増
読みにきてくれた人の影響で、この記事のスターが10だったのが最終的には114個に。
スターといえば、読んでるよ、応援しているよ、というポジティブな反応なのでとても嬉しい気持ちでした。
さらに、読者登録も紹介された記事をきっかけに7人増加していて、通知欄がにぎやかになっていました。
数字そのものよりも、「読まれた」「誰かが反応してくれた」という実感が嬉しかったです。
公式Twitterポストの威力
さらに驚いたのは、はてな公式Twitterが記事をポストしてくれたこと。
私の路傍の石ころブログが、公式に認識されていたなんて!その一言に尽きます。
うええええ!紹介していただいていた!!!!!取り上げてくださり、ありがとうございます。PV爆増しました。感シャァ!!! https://t.co/HH6cysnSs4
— 葉月 (@oc6_ia) October 7, 2025
気になる収益は?
グーグルアドセンスの規約で具体的な数字は載せられないので、画像でほのめかします。

ブログ初心者がはてなブログを使う有用性
商店街に店を出した方が有利
まず大前提として、これははてなブログ利用者だからこそ得られる効果です。自分でWordPressを立ち上げて書いていると、この恩恵は受けられません。
たとえるなら、WordPressは「何もない野原に自分でお店を出す」ようなもの。誰かに来てもらうには、かなりの実力と努力が必要です。
一方、はてなブログは「すでに人通りのある商店街にお店を出す」ようなものです。
特別目立たなくても、はてなブログ公式のおすすめ記事や、スター・読者登録といった交流機能のおかげで、人の流れが生まれます。
スターを付ければお礼スター、読者登録をすればお礼登録、というように、小さな交流が循環していくんです。
さらに、グループ機能を使えば同じテーマで書く仲間も見つかる。競合でもあり、仲間でもある。
これって、メルカリと似ているなと思います。
個人で不用品を売ろうと思っても、買い手を探すのは大変です。でも、メルカリという「欲しい人が集まる場所」で出品すれば、見つけてもらえる可能性がグッと高まります。
つまり、はてなブログというプラットフォームの中に身を置くことで、自分の発信が人に届く確率が何倍にも上がるんです。集客に必要な労力が削減できるメリットこそが、初心者がはてなブログを使うべき有用性です。
何よりも記事を充実させることが大切
先に書いたように、ブログ初心者で、PCやライティングに詳しくないなら、はてなブログを使わない手はないと思います。
なぜなら、WordPressでデザインをいじったり、プラグインを試したりしている時間を、はてなブログでは記事を書く時間にあてられるからです。
本業がある人、家事や育児の合間にブログを書いている人なら、限られた時間のなかで最優先すべきは「記事を書くこと」。
だって、デザインや設定にこだわり始めると、終わりがありません。
納得のいく完成がないから、延々と調べては迷って、タイムオーバーで記事が書けなくなる。
だからこそ、ブログ周辺の作業を最小限にして書くことに集中できる環境が必要です。それが、はてなブログの最大の強みだと感じました。
バズで得られた効果と気づき
- 普段読んでいない層に届く
- 過去記事のアクセスも増える
- 読者登録の動線ができる
バズった経験で「続けてきてよかった」という気持ちが自然に湧きました。
数字はいつか落ち着くけれど、誰かに届いたという手応えは自信に変わりました。

バズる記事に共通する3つのエッセンス
今回の経験から考えるに、バズる記事には3つの共通点があると思います。
- トレンド感のあるテーマ
- そのテーマに対して自分の意見がある
- アイキャッチ(画像)がある
私は今回、はてなブログ公式に紹介されたことをきっかけに、他のおすすめ記事もよく見るようになりました。
そこで気づいたのが、「どの記事も今っぽいテーマを扱っている」ということ。
今っぽいってどういうこと?というと、たとえば季節感です。
梅雨なら「くるくる天然パーマ」や「雨の日の子どもネタ」といった、季節のキーワードを絡めた記事が選ばれやすい印象です。
他には、秋の連休に合わせて免許の合宿ネタもありましたね。本を読んだ感想なんかも多いです、秋の読書のイメージにあうテーマではないでしょうか。
また、流行や話題のトピックを取り上げるのも強い印象です。今回の私の記事も、文芸評論家の三宅香帆さんの『言語化のワーク本』をテーマにして、言語化って本当に無敵なの?という問いを投げかけたものでした。
そもそも、今話題の三宅香帆さんだし、そんな世間が大注目の三宅香帆さんの書いた本だし、さらに、言語化ってなんなん?と持論を唱えているし。自己分析してみると、何重にもテーマが折り重なっている幕の内弁当状態だったことに気付きました。
つまり、ただ紹介するだけでなく、自分なりの視点・意見を添えることが大切なんだと思います。
それが、読まれる記事・広がる記事の共通点だと感じます。これが狙いどおりにハマればバズになる?のかもしれません。
まとめ
お笑い芸人が「劇場にはもっと面白い芸人がいるので劇場に来てください」とテレビで視聴者に呼び掛けているのをよく見かけるので、ブログにもその制度欲しい~と思いました。AIでなんやかんやでうまいこと、ニーズ読者にマッチングしてくれる夢のツールはまだでしょうか。
このテーマで、5000文字以上で、個性的なやつ!みたいに詳細な検索出来たらユーザーとしては嬉しいです。はてなブログさん、よろしくお願いします。
また、いつかは次のバズに巡り合えたらいいな(他力本願)そう信じて、これからも自分のペースで書き続けたいです。