若い人を中心に、恋愛リアリティーショーが流行っていますよね。恋リアって略するそうです。
私は『あいのり』世代で、休み時間に友だちと感想を言い合っていたので、いつの時代も恋愛ものって人気があるんだなと実感しています。
世の中に恋愛ものは色々とありますが、たくさんある恋愛コンテンツに影響を与えているのが『竹取物語』だと確信しています。かぐや姫です。

『竹取物語』は、何か一言ツッコミたいと思わせるエピソードの強さが最強だし、現代の考察型恋愛コンテンツに匹敵する面白さと言っても過言ではなあでしょう。過言ゼロ。
今日は、最強恋愛コンテンツ『竹取物語』をまとめます。
竹取物語あらすじ
まずは、『竹取物語』についておさらいしましょう。
『竹取物語』は現存する日本最古の物語です。
主人公・かぐや姫は、とにかくモテます。めちゃモテ。求婚してきた男たちに無理難題を突きつけ、全員クリアならず。最後は天皇ですら振って、月に帰る。というお話です。恋愛あり、SFあり。
今の時代に出てきたら、恋愛リアリティーショーどころじゃなく、大炎上間違いなし、見せ場だらけのストーリー構成です。引きがすごい。
簡単にまとめると、竹取物語のあらすじは大きく四部に分けられます。
- かぐや姫の発見
- 貴公子たちの求婚
- 帝の求婚
- 月への帰還
身を滅ぼす貴公子5人
かぐや姫に求婚したのは、当時トップクラスのエリート男性5人で、全員、身分・財力・コネは最強クラス。
かぐや姫は、求婚に特に熱心だった貴公子たちに、入手困難な宝物を持ってくるようにエグい要求をします。
ここから、貴公子たちによる求婚バトル(脱落式)が始まります。
- ライバルが複数
- ミッション制
- 脱落していく構造
条件だけ見るとハンター試験と同じである。
では、ここからは5人の活躍を振り返りましょう。
① 石作皇子(いしつくりのみこ)
アイテム:仏の御石の鉢(ほとけのみいしのはち)
中国に二つとない仏の鉢。皇子は中国まで行ったフリをして、大和国の山寺に置いてあったそれっぽい石の鉢を持参。
結果、本物にあるはずの輝きがまったくなかったのでバレて失格。
ちなみに、貴公子が偽物の鉢を投げ捨ててかぐや姫に言い寄ったことから、あつかましいことを『恥(鉢)を捨てる』というようになったらしいです。
② 車持皇子(くらもちのみこ)
アイテム:蓬莱の玉の枝(ほうらいのたまのえだ)
仙人が住む不老不死の島「蓬莱山」にある、根が銀・茎が金・実が真珠の木の枝。どういう木や。
職人を総動員してフルオーダーメイドで偽物を製作。完成度は非常に高かったが、職人が工賃を求めて押しかけて、偽造がバレる。詰み。
③ 右大臣 阿倍御主人(あべのみうし)
アイテム:火鼠の皮衣(ひねずみのかわごろも)
中国の伝説の生き物「火鼠」の毛皮で、火に入れても燃えないといわれているアイテム。
中国の交易船の主人に取り寄せてもらい高額で購入。火にかけたところ、あっさりと燃えてしまったので詐偽にあったことが判明。脱落。
④ 大納言 大伴御行(おおとものみゆき)
アイテム:龍の首の玉(りゅうのくびのたま)
龍のくびにある五色に光る玉で、自ら船に乗って玉を獲りに行くが、龍の怒りをかって、大嵐に巻き込まれる。怖くなって逃げ帰る。未達成。かぐや姫に殺されかけたと吹聴する。そういうとこやで。
⑤ 中納言 石上麻呂足(いしのかみのまろたり)
アイテム:燕の子安貝(つばめのこやすがい)
燕が子を生むときに出す伝説の貝を要求され、籠をつり上げさせて燕の巣から子安貝を奪おうとするが、落下して腰の骨を折り命を失う。とうとう死人が出ました。
ちなみに、努力したのに宝物『燕の子安貝』を入手できなかったことから、思いどおりにいかないことを『かひ(貝)なし』と言うようになりました。
最高権力・帝も振られる
かぐや姫の噂はついに国のNo.1帝(みかど)にも届き、入内するように!と命じられる。ラスボス投入。が、かぐや姫は断固拒否。拒絶し続ける。
感想
竹取物語の怖い(けど面白い)ところ、
- 選ばれないときに本性が出る
- 権力・財力が削られてプライドが剥き出し
- 恋が暴走する瞬間が描かれる
Netflixとかが映像化したらめちゃくちゃ面白そうですよね。して欲しいな。
って思ったら、『超かぐや姫!』という作品が2026年1月からNetflixで配信されているらしい。
なんというシンクロニシティ。
竹取物語から着想を得た日本の長編アニメーションだそうなので興味のある人は是非。
【参考文献】プレミアムカラー国語便覧

今回、竹取物語を取り上げたのは、最近気に入って読んでいる本からです。
最近買った国語便覧(定価990円)を読むのにハマってまして、その中から『竹取物語』なんて面白いんだ!と思ったので紹介しました。
というか、竹取物語に限らず、どのページも面白くて(しかもカラー)パラパラとめくるだけで楽しめます。
私30後半のワーママなので、国語の授業もないんですが、ではなぜ国語便覧を読んでいるのかというと、単純に知的好奇心を満たすためです。
小1娘と一緒に写真や図を眺めています。
どこから読んでも面白いので娘が開いたページを二人で眺めるのが楽しい親子の時間です。
中高校生の時にもっとちゃんと読んでおきたかったなぁ。でもあの頃は国語便覧がこんなに面白い読み物だって知らなかったのよなぁ。
このブログでは、ワーママの日常や、その時々に考えていることを、答えを出さないまま書いています。
正解じゃない話ばかりですが、どこか重なる部分があれば嬉しいです。
