ちゃんみな、みたいなママ友
マンションのエントランスで、イヤイヤ期の息子がめずらしく上機嫌だったんです。
理由はシンプルで、彼が『推し』に遊んでもらっていたから。

その相手は、見た目のインパクト強めのママ友で、ちゃんみなに似てるな~って、個人的に思ってます。怖くて言えないけど。
黒のダル着に、へそ、サンダル、黒のマスク、黒のキャップ、カラコン、ピアスいっぱい、金髪のサラサラのストレート、肌綺麗。
うん、ちゃんみなだわ。
ちなみに、「爪オニ長い」という表現、私の誇張ではなく、ちゃんみな本人の言葉をそのまま借りています。
つけ爪でもなければ、自爪でもなさそうな、あの長さは一体何なのか、いまだによくわかっていない。プラスチック製なのか?
朝はご飯派

そんな爪で、朝ごはんに「塩むすびを握る」と言うのだから驚きます。
その話に、小2のわが子が食いついたんですが「うちも今日、朝ごはん塩むすびだった!」
まさかのメニューかぶりで盛り上がる子どもたち。
いや、ちゃうよ、ちゃうのよ。
そのオニ長い爪でおにぎり握れることへの疑問を抱かんかい。
爪オニ長いけど、なんでもできる
でも、仲良くなってからの数週間、一緒にいるだけでわかってきました。
このちゃんみな、めちゃくちゃ器用。
うちの子が買ったジュースの缶をさっと開け、イヤイヤ期まっさかりで抵抗する息子に、流れるように靴下を履かせてくれるのです。
もしかしたら人間って、爪がどれだけ長くても、案外ふつうに生活できるのかもしれないです。
ママ友の拡張
この春、すごくママ友のネットワークが広がってその拡張の広がりが怖すぎてツラい気持ちになることも多々ありつつ(ママ友の拡張については今は乗り越えて肯定的になりました。)
まさか、ちゃんみなみたいなママ友ができるとも思っていなかったです。
きっかけは、小2の子ども同士が同じクラスになり、さらに同じマンションに住んでいたことでした。
最初はコミュニケーションとれるのか「心配しか」なかったけど、
関わっていくうちに「あ、この人推せる」と思う瞬間があったのです。
見た目はヘソ出しのちゃんみな。
なのに、子ども同士の揉めごとの仲裁がとにかく上手いんです。これは子どもたちの遊ぶ様子をつぶさに見ている証拠です。
それに、子どもたちもちゃんみなに怒られるの怖すぎてめっちゃいうこと聞く。従順。
挨拶も気遣いも自然で、見た目とは裏腹にちゃんとしている。
ちゃんとしてるが伝わってるから、マンションの管理人さんからも一目おかれている好循環。
それと優しい。以前、私がぽろっと「包丁使いたくない」と言ったのを覚えていて、「これならいいかも〜」と、包丁不要で、コンビニで材料が揃う「ラーメンサラダ」のレシピを教えてくれた。
「あの旨い、おじさんの、ドレッシングがおすすめ~」って、ピエトロドレッシングのことかな…?
見た目いかついのに中身やさしいって、情報量が多すぎる。
そして極めつけが、クラス懇談会でのこと。
クラス懇談会
学年が上がって初のクラス懇談会。
全身黒のダル着、黒のマスクに黒のキャップ、ピアスじゃらじゃら、そして例のオニ長い爪。
さらさらのストレートヘアで教室に入ってきた瞬間、視線が一斉に集まる…が、本人は気にも止めない風格。
みんな釘付け→でもちゃんみなは無風→かっこええええええ!!
さらに懇談会後のPTAの役員決め。
ちゃんみなは、消えた。
あれ?、さっきまでここに、え??って私だけ首をかしげながら、役員選考はつつがなく終わり、
マンションに戻ってから、ちゃんみなを見かけたので「役員選考は?」って呼び止めて聞いたら、
「こんな爪のやつにPTA役員させるわけないでしょ〜辞退~」
辞退ありなん?!!!?笑(そういえば誰も何も言ってなかった)
恐れ入りました、自分のキャラクターと、周囲の心理を理解した上での一言。あっぱれ。
大胆で常識破りな行動ですが、私には正直かっこよすぎたし、回りの目を気にしない強さが眩しいです。
オニ長い爪でハート鷲掴みされちゃった。
このブログでは、ワーママの日常や、その時々に考えていることを、答えを出さないまま書いています。
正解じゃない話ばかりですが、どこか重なる部分があれば嬉しいです。